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DV夫から解放された日、それは人生再開の日。

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逃げ場のない苦しみからの解放

同居している夫からの暴力

夫からの暴力で悩んでいる方からの作品のご依頼がありました。怯える日々から解放され止まった人生をまた動き始めるための第一歩が必要だった。

作品制作にあたり、つらい過去を話してくれた。

同居をしていた1年間、毎日暴力を受けていた。初めは傷の目立たない背中とお腹に暴力を加えていた。そして暴力はエスカレートしタバコを押し当てられたり、首を絞められ首にはいつも痣ができていた為、仕事は続けられず辞めてしまった。子供の頃からの憧れだった美容師の仕事だった。

そして現金を要求してきた。ギャンブルをしていた男は、月に20万、30万彼女の口座から奪っていたのだ。1年間で貯金が0になり、仕事を探すよう言われた彼女は、家を飛び出し実家に逃げ込んだのだ。

本当に辛い話です。暴力は肉体と心を破壊していく。DVで悩んでいる人はたくさんいると思います。

暴力の現状

配偶者からの暴力や性暴力は、「7人に1人」が配偶者などから繰り返し暴力を振るわれている経験があると言う調査結果があります。新型コロナウィルスの外出自粛で家族の時間が増えDVと児童虐待のリスクが増えている事実もあります。失業や休業のストレスや不安が原因で被害が生まれ、暴力を振るう側が身内のケースがあるため、相談が出来ない人が多い。

DVを受けた人は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)なり、日常の生活にも支障が出てくる。性暴力を受けた女性は男性と話すこと、触れることを避け引きこもりになるケースが多く、配偶者や身内からのDVを受けた被害者は、帰る場所を失い自分の存在意義をも失い、自ら命を絶つ人も多い。

一歩踏み出せば差し伸べる手がある

すごく、ものすごく勇気のいる一歩だと思います。目の前の現実を受け止め、逃げ出すことは怖いこともわかっています。でもたった一の人生を誰かに壊されることは、悲しすぎます。毎日必死に動いている心臓の鼓動は、誰かを幸せにするため、幸せになるために動いているのだから。

心に手を当て、勇気のある一歩を踏み出してください。

相談は内閣府の「DV相談ナビ」をご利用してみてください。全国どこからでも相談できます。また身近でDVを目にした時にも相談してください。

今回の作品はこちらです。

止まった過去は
膿んだ傷のように
誰にも触れられたくない。

今日もわたし
過去と生きていくよ。

過去を消し去るのではない、過去の自分を受け入れ、それでも今を生きていきたいと決意した。

失ったものは計り知れないが、彼女はそれでもこれからの時間を人生に希望を感じています。「生まれ変わる」この言葉が最適かもしれません。これから出逢う人、これからの1分1秒が足し算になって素晴らしい人生を送ることでしょう。

ご依頼してくれたこと心から感謝すると同時に、言葉を伝える使命を感じました。言葉が光を放ち人の人生を照らせるのだと実感することができたのは、彼女と出会えたからです。

この記事をご覧いただいている人の中で、暴力や性暴力、言葉の暴力などで悩んでいる人がいるなら誰でもいいです、話してください。勇気のある一歩が人生を変えるのを見てきたから、必ず差し伸べる手はある。大丈夫、絶対に。

この作品が一人でも多くの心を救うことを願っています。

大切な人への「想い」を筆文字ポエム作品に致します 世界でたったひとつの作品が人生を変える

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この記事を書いた人

筆文字アーティストTakanoriKawasakiです。
SNSフォロワー6万人。月間PV50万達成。
今日が幸せに、明日が楽しくなる作品をお届けします。