諦めるようになったのは、誰のせい?
日々の生活の中で、諦めることは多くあると思います。大人になり自分の中の優先順位が出来上がってくるからです。あなたにとって生きている中で【大事なもの】はなんですか?
生まれてきた時は挑戦者
生まれてからあたなはいろんなことに挑戦してきて、その挑戦に勝ってきた。その挑戦は、果てしなく難しい挑戦でした。
- 言葉を覚える
- 歩けるようになる
- 字を書けるようになる
いま当たり前にできていることのすべてが、挑んで勝って手にしてきたものです。それは、どれも困難で気が遠くなるほどのもの。でも、あなたは打ち勝ってきたのだ。
どうして何度も何度も挑戦してきたのだろうか。
きっと覚えていないと思うが、あなたには応援する人がいたのだ。何度も失敗してもあなたを信じてくれる応援団。そうです、唯一の存在の親です。
生まれてすぐに、割れ物のように大事に育ててくれた。言葉も一言一言ゆっくり教えてくれて、歩けるようになるまで手を取ってくれて、あなたの一挙手一投足に歓喜していたことでしょう。
「喜ばせたい」そんな想いがあったのでしょう。
最初に諦めることを覚えた
いつからか「やめよう」を覚えてしまう。それはいつなのだろう。
生まれてからずっと挑戦してきて、応援してくれる人に喜んで欲しくて頑張っていたのに諦める時が来るなんて思わなかった。
あなたは歩けるようになって、自分の足でいろんなことに挑戦し始めるようになる。一歩踏み出すことで未だ見たことのない景色が、目の前にはある。そんなときにこんな言葉を聞くことになる。
『危ないから、やめなさい』
ずっと応援してきてくれた親からの言葉。初めて否定される言葉に戸惑うだろう。親は、子供を思い危機を察知して行動を制限するようになる。
しかし、これは決して悪いことではなく子供の将来を想ってるからこその言動だからです。
問題なのは、子供はその『言葉の意味』を理解できていない事。ただ行動を否定されたと思っているとしたら、行動範囲を抑制されただけになってしまう。
【何のため】に叱ったのかを伝えることが大切だということを忘れてはいけない。
大人になって諦めたこと
子供の時、将来の夢は何ですか?とよく聞かれていませんでしたか?学校でも家でも「夢」を持つことはいいことと教わっていた。そしていつの日からか、夢を見るなと言われるのです。
中学生になった時に、父との会話で夢がひとつ消えた瞬間を見た。
父「お前の夢は何だ?」
私「プロ野球選手になること。東京ドームで野球がしたい。」
父「お前なんかがなれるわけがないだろ。もっと現実を見なさい!」
この会話の後、夢は木っ端微塵に無くなった。
みなさんもこんな経験あると思います。学校の先生でさえ、夢を否定してくるのですからほとんどの人が夢を失ってきたのでしょう。
どうして夢を否定するのか
大人はどうして子供の夢を否定してくるのか。
「よし!応援してあげるから一生懸命頑張ってみろ!」とどうして言えないんだろうか。
理由はすごくシンプルでした。自分が経験していないからです。
夢を叶えたことがないから何をどうして応援していいかわからないんです。道標になれないことが応援できない理由。
父がプロ野球選手だったらきっと夢の叶え方を教えてくれたはずで、夢を叶えた後の光景を子供に教えられたはず。自分の経験していないことを人に教えることができない大人から夢を叶える方法は、教えられないということ。
つまり、否定するしか出来ないんです。
やらない理由を探し出す天才
あなたはダイエットのために毎日5キロ走っています。汗をかき心地いい風を受けながら大好きな音楽を聴き走っている。帰宅しシャワーを浴び、体重計に乗ってみると1キロ減っている。
充実し、達成感に満たされている日々。
次の日、雨が降っている。気温も下がって寒くなっている。
きっとこんなことを思うはず。
『雨降ってるし、寒いし風邪引いちゃうかもしれないから今日は止めておこう。』
ほとんどの人が思ったはずです。
では、その次の日。晴れているが風が強く窓を叩く音がしている、こう思うはず。
『風強いから今日は止めておこう。危ないしね。』
うん、確かに危ないかもしれないと思いましたよね。
次の日に晴れて気温が高かったら、熱中症になるかもしれないから止めようとなるでしょう。結局やらない理由は溢れているんです。
失敗しない挑戦が好き?
やらない理由を探し、挑戦から逃げるようになってしまったらもちろん成長しなくなってしまう。
それでも何かに挑戦しなければならない時がくると思います。そんな時はどうする?
絶対に失敗しないように、ググったりYOUTUBEで調べたりするはずです。失敗しないためにいろんな予防線を張り、失敗した後の理由も考えたりする。
そして成功した後には、「想定内」のことが起きるのです。失敗の後も同じです。すべてが誰かが経験したことを体験しているだけだからです。
それでも失敗するよりはいい?
あなたの人生物語の主役は、一体誰?
小さい頃、出来ないことがたくさんありすぎて毎日挑戦して失敗の繰り返しでも、成功した時の嬉しさが周りの人を笑顔にするってことを知ったときに、きっと主役って思ったと思います。
誰にとってのヒーローになりたいってみんな思っていたはずです。でもいつからか、夢を失ってしまい挑戦することもしなくなってしまった。
自分の中心は自分だってことも忘れてしまっていませんか?
やりたいこともやらない、言いたいことも言えない、生きてる時間をただ浪費していると思っていませんか?
物語はまだ終わっていません。本当はやりたいことがあるのなら、人生はまだまだ折り返しでもないんです。挑戦する姿は、誰かの心動かす。その時にあなたは人生の主役になり、誰かのヒーローになる。
そしてあなたの物語の登場人物を増やしていきましょう。まだまだ物語は終わらないだから。
今回の作品はこちらです。
人生の主役
世界はあなた中心で
動いている
今日起きている
いいニュースも悪いニュースも
あなたを動かすために
起きているんだ
みんな人生の主役なんです。
あなたを動かすために
いろんなことが起きているって思うと
すべて理由があるものと思える
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