生きた証は、あなたです。
あなたが誕生して、何年になりましたか。毎年、一歳ずつ歳を重ねていく人生の中でたくさんの出会いや別れを繰り返して、人生の物語を刻んでいく。
そんな物語の登場人物を振り返るとともに、これからの物語を考える時間にしてみてくださいね。
生まれてきたとき
あなたが生まれてきた時、お父さんやお母さんは今まで感じたことのない感動を受けました。昨日までいなかった2人の子供は劇的に2人の人生を大きく変えていくのだ。
血と血が繫がる、あなたと子供の繋がりは本当に神秘的な奇跡の存在です。ずっとずっと何百年か何千年か続いている繋がり、絆の連鎖を感じてほしい。
ねぇどうして人として生まれたの?
感動的な子供との出会いは、幸せの延長に必ずあるものではない。妊娠ができないケースも多く、不妊治療に苦しんでいる夫婦もここ10年で増えてきている。子供が生まれない「少子化問題」は今や「少母化」として問題化されています。
少母化の問題
2020年の日本の出生率は1.34で、長期的に人口が増加も減少もしない出生水準と言われる2.07には大きく及ばない。急激に上昇することも考えにくいことから、解決は難しいと言われている。
本当に少子化は深刻なのか
地域のコミュニティ、ショッピングモールなどを見ていると子供が少ないと感じることは実際にない。子供がいない場所を探す方が難しいくらいですから。
では、本当の問題はなんなのか。
出生率が1.34だからといって、1人のお母さんが1.34人しか子供を産んでいないわけではなく15歳から49歳までの女性の出生率を足して算出したもので、1人の女性が一生涯に産む子供の平均を出した数値な訳です。つまり、15歳から49歳までの結婚をしていない女性も含まれる訳ですから、未婚率が高くなればそれだけ出生率が下がることになります。
女性の未婚率は
2020年の日本人女性の未婚率は16.4%。東京都はなんと20%を超えています。1980年代まで立ったの5%未満であったことから約3倍以上に上がってしまった。そのため出生率が下がるのは当然のことです。
知られていない実際の出生率は
完結出生児数という指標があります。これは、結婚持続期間15年から19年間の夫婦の平均出生子供数であり、夫婦の最終的な平均出生子供数とみなされる。(※初婚同士の夫婦に限る)
最新の調べでは、2015年時点で、1.94人。ほぼ2人の子供を産んでいることになります。
出生率が少子化の問題じゃない
生まれてくる子供の数が減少したのではなく、お母さんの数が減少したのだ。1985年には15歳から39歳の女性で1人以上の子供を産んだお母さんは、およそ1060万人も存在した。2015年には同じ世代で497万人に減少した。お母さんの数が半分以下にまで下がったのだ。少子化ではない少母化である。
私たちが知らされている少子化対策は、果たして的を得ていたのか。子育て支援はすごく助かることで素晴らしい政策ですが、そもそもの少子化には影響を与えていないことがわかります。
夫婦の数の減少が大きな原因であったのです。
思い出すのは、どんな思い出ですか
子供との思い出を残すことは、一生の宝物になります。人生の中で、子供との時間を過ごすのはすごく短いんです。だからこそ、一瞬一瞬を切る取るような思い出を残して欲しい。成長していく過程の物語は、親しか語ることができない。その物語は、きっと子供の一生の宝物になる。
あなたの子供の頃の宝物はなんですか?
今回の作品はこちらです。
ずっと繋げる命のバトン
生まれてきてくれた愛する子へ。
生まれてきてくれてありがとう。
あなたは、わたしの生きた証です。ママにしてくれてありがとう。
この絆が、ずっとずっと繋がっていきますように。
instagramで作品公開中です。
この一瞬を作品にしてみませんか。
この一瞬の思い出は、残るでしょう。写真はその時の映像を残せます。今ではほとんどの人がスマホを持っているため、写真だけではなく動画として記録を残すことができます。
私は、その瞬間の映像だけではなく『想い』を残して欲しいと思っています。その時に思っていることはやがて忘れてしまうものです。幸せという想いも、嬉しいという想いも想っているときから忘れてしまうものなんです。
思い出に「温度」をつけることが、生き続ける思い出になる、そう強く思います。
愛する子供には、「温度」を感じる温かい言葉を残す。
大切な人への「想い」を筆文字ポエム作品に致します 世界でたったひとつの作品が人生を変える