もしあの日に帰れるのなら
11年前の出来事、大学の友人が事故で亡くなった。亡くなる一週間前にその友人から卒業以来の連絡があった。
「今近くまで来てるから飲みいこうぜ!」
仕事で忙しくて「また今度な!」と断っていた。日常の優先順位は、仕事が一番の人多いはずです。当時の私はまさにそれでした。
人生では後悔することはたくさんありますが、みなさんは【帰りたい日】はありますか?
もしあの日会っていれば
あの日「おう!飲みいこうぜ!」と仕事よりも友人を優先していたら。。。と毎年思い出します。誰も死と直面していることなんて考えながら生きてはいません。
あの日、あの時に、と後悔するばかりです。あの日に会っていたら友人は、亡くならずにいたのかはわかりませんが、きっと会っていても何かしらの後悔は抱えると思います。
あの言葉をかけていたら、と。
私たちは、後悔とともに生きている。これはネガティブではなく。後悔するから成長する、その繰り返しを生きている。今生きている人生の中で、様々な後悔があるとしても、きっと100年前200年前の人に比べたら小さな後悔に過ぎない。
戦争で失った大切な人、伝えたい言葉を伝えられなかった人、夢を諦めた人。私たちは、いろんな後悔を乗り越えてきた人たちの生き方や言葉・想いを受け継いでいるんです。
明日後悔しないための生き方をしていかなければ、繋がれた人生は呆気ないものになってしまいます。
多くの人は震災を経験し、メディアでは争いを目にしている。今私たちは、昨日よりも今日幸せを願って生きなければなりません。
もし明日、隣にいる人が死んでしまったら?
今日まで一緒にいた人が突然いなくなってしまうこと、想像したことありますか?「いってらっしゃい」と「おかえり」が言えることがごく日常的で当たり前になっているが、ある日大切な人が帰ってこなかったらどうでしょうか。昨日までの大切な人との時間の中で「後悔」はありませんでしたか?
まだ伝えていない言葉ありませんか?してあげてないことないですか?
瞬間瞬間で、私たちは生きている証を表現しなければ何も残りません。だから、どんな小さいことでもいいんです。伝えてみてください。
もしかしたら、大切な人の運命さえも変えてしまうかもしれません。
ちょっと気になったので
1日に日本人は何人なくなっているのでしょうか?
今回の作品はこちらです。
一秒先の
未来に
幸せを願う
その繰り返し
過去は変えられる
友人の死は、自分の中で後悔の思い出として心に閉まっていました。しかし、いま周りにいる大切な人との時間を過ごす中で、現在ー未来を生きる人生の時間を大切にすることが何よりも大切だと感じました。
ただし、していい後悔なんてありません。後悔は常に起きることです。
何もしないで後悔だけはしていけない。あの日、あの時、あの場所にいればと思い返すことは、自分の未来を失くしてしまうのです。私たちは、現在を精一杯生きているようで、一瞬しか生きていないんです。すぐそこにある未来に向かって生きている。
1秒先の幸せを考え生きていくことが、悔いのない人生だと思っています。
[author_box label=この記事を書いた人]