継続は、力なりはウソだった
小学生の時から先生に「継続は力なり」と教育されてきた。
ほとんどの人は、そう教えられてきたでしょう。
毎日、続けていたことがやがて自らの経験になり知識にもなるって当たり前のことなんですが、
大人になり、この言葉を信じて頑張っている人は、なかなか成果が出ていないのではないでしょうか。
人口300人の村に住んでいる人と都会に住んでいる人
同じ時間を過ごしているのに、関わる人数や行動量も違ってくる。
もちろん情報を得る手段も変わってくるだろう。稀にITリテラシーの高い人がいるかもしれないが、ほとんどが都会の暮らしとは別の世界を生きていることになる。事実、私は田舎にいるので人から与えられる影響は限られています。
影響力や行動力によっては、経験値も知識量も大きく差が出てくる。
最先端の車やスマホ、PCを所持している都会の人と
新聞とテレビで情報を得て、近所の人と情報共有する人との
収入に差が出ることは明らかです。
これは幸せ度合いの話ではなく、あくまでも稼ぐ能力の差です。
情報も知識も成功事例も少ないのに、現状のまま同じことを繰り返すことが果たして力になるのか。
社会に出てから、入社した会社の上司に恵まれず教育もろくにされない環境の中で、毎日がむしゃらに頑張ったところで、時間と体力を消耗しているだけなのだ。本当にこれは悲しい。
もし今まであなたがスマホを持っていなかったらどうでしょうか。
きっと身の回りにあるものは違っていたに違いない。
逆に
社会に出てから入社した会社で信頼でき尊敬できる上司に恵まれ、チャレンジさせてくれる環境であったならどうでしょうか。
環境によって人生が変わるってことです。小学生ではない私たちは、自分の選択の中で環境に飛び込むんです。そこでどんな人に出会い、どんなものを買うのかで未来は変わるでしょう。
ちょっとずつでもいいま前に進むことが大事だ
面白い実験があった。
夫29歳、妻25歳、長女3歳、次女1歳の4人家族は、念願の新築住宅を購入した。小学校が近い閑静な住宅街である。
ところが問題が一つ
玄関の前にはバス停があり、毎朝多くの人が並んでいる。タバコを吸うひとのせいか玄関付近には吸い殻や空き缶が散らかっている。毎日ストレスを感じていた夫婦は、こんな行動に出る。
毎日1cmずつずらしていく
隣の住宅の前まで1cmずつバス停をずらしていく(ちなみに隣の家は空家)
1日1cm×365日=3m65cm
これを2年間続けた。結果バス停は隣の空家の前に常駐された。
毎日1cmの変化に誰も気付かないんです。ちょっとずつ変わる景色にも気付かない。
「継続は力なり」には、条件があった
バス停の実験も、田舎と都会の比較もそうだが、継続することには目的が重要だということ。
目的なしに、継続することは変わることのない毎日を過ごすことになる。そんなの絶対に嫌ですよね。ちょっとずつでもいい1cmでもいい前に進むことを意識していきましょう。
ちなみに「継続は力なり」を英語で言うと、continuity is the father of success.
直訳すれば「継続は成功の父」と言うニュアンスです。続けることが成功の元であり、成功するためには継続が大切と言う意味です。
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