MENU

1つの言葉でいじめ、モラハラ、DVから守る勇気

  • URLをコピーしました!

いじめ認知7年ぶりに減少、不登校は過去最多に。

2020年度に認知したいじめの件数は51万7163件(前年度より15.6&減少)。減少したのは2013年度ぶり。一方で不登校が理由で小中学校を30日以上休んだ児童は19万6127人(前年度8.2%増加)で過去最高となった。

新型コロナウイルス感染拡大による休校で登校機会が減り、部活・クラブ活動も制限され生徒間のコミュニケーションが減り、一方で生活リズムの乱れが影響を与えている。

いじめ件数は小学校が約42万件、中学校が約8万件、高校が約1万件。からかい、悪口、冷やかしが主な態様です。特徴的なのがパソコンやスマホでの誹謗中傷されることが、過去最多の約1万8000件となった。

いじめの定義

「いじめとは児童生徒が一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じるもの。」と定義されています。

個々の行為が「いじめ」に該当するかの判断は、いじめられた児童生徒の立場になって行う。

どの世代にもいじめは存在する

いじめ問題は、小中高校生だけの問題ではありません。大人のいじめも多くの問題を生み出しています。いわゆる職場いじめ。モラハラ・パワハラやセクハラの問題としても日々増えてきています。

事例1

「アホ」「ばか」と日々叱責されて「こんな仕事ができない野良死んだ方がいい」と言われ続け、適応障害と診断された。

事例2

プロフィギュアスケーターの織田信成さんが関西大学アイススケート部監督を辞任したのは、同部コーチからのモラハラを受けていたことが原因だとして訴訟した。

コーチから監督に就任する前から無視されるなどのモラハラを受けており、就任後も部員の練習時間を巡り陰口などが激しくなった。モラハラが原因で体調を崩して入院した。そして体調が回復せず退任に追い込まれた。

これらの事例は、特別なものではなく明日あなたに降りかかる恐怖です。そして自殺にも繋がる取り返しのつかない事態になりかねない。

家庭内の問題にも広がる

2020年の離婚理由の調査によると、第1位「性格が合わない」55.6%、第2位は「異性関係」17.0%、第3位「DV・モラハラ」16.2%となっており、この調査結果を見て、DV・モラハラの多さに驚きました。

モラハラとは

「モラルハラスメント」は、道徳的な嫌がらせという意味です。肉体を痛めつける暴力ではなく、精神的な攻撃である。

どのようなモラハラが日々行われているのか。

  • 無視をする
  • 暴言を浴びせる
  • 理不尽な行動、言動
  • 睨みつけるなどの威嚇行為

家庭といった閉鎖的な環境の中で生じる場合がほとんどで夫から妻へのハラスメントが目立ちます。また家庭内での問題は加害者・被害者ともに自覚を感じずに生活をしていくため、被害は深刻化する恐れがあります。

 

いじめのSOSは大人の義務

いじめもハラスメントも自分自身では解決できない問題です。どうしても「逃げることが悪いこと」と思ってしまうケースが多く相談ができないんです。いじめやモラハラでは、外見や性格に対して否定的なことを言われるため家族にもSOSを出しにくい。

しかし、精神的な変化や肉体的な変化は必ずある為、周りの人は少しの変化にも気付かなければなりません。手を差し伸べる勇気を持っていくことが一緒に生きていく使命と思って生きていきましょう。

「24時間子供SOSダイヤル」0120-0-78310

家庭内暴力によって心を亡くしてしまった親友の話

父親からのDVで自殺未遂をした親友を助けた話があります。

傷だらけの親友を見たときにどんな言葉をかけていいかわからなかった、どうしても想いを伝えたいとinstagramでメッセージをいただきました。

あなたの歩幅でいいから
一歩一歩確実に前にいこう。

あなたの人生、あなたが主役だから
大丈夫、ゆっくりで。

想いを伝えることは、難しのかもしれません。たくさんのご依頼の中で想いを伝えられずに苦しんでいる方からのお話を受けます。そのために私たちは、存在していきたいのですが本心ではご自身の言葉でできるだけ伝えてほしいと思います。

勇気ある一歩

目の前でいじめられている人がいたら、声を上げる勇気を持ってほしい。被害者に対して救いの手を差し伸べてください。

言葉は、傷付けることもありますが、救うことも出来ます。

想いは、必ず人の心を動かします。あなたの勇気ある一歩が大切な人を救うはずだから。

愛する子供には、「温度」を感じる温かい言葉を残す。

[author_box label=この記事を書いた人]

「小顔」体験キャンペーン!リピーター続出【エルセーヌ】

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

筆文字アーティストTakanoriKawasakiです。
SNSフォロワー6万人。月間PV50万達成。
今日が幸せに、明日が楽しくなる作品をお届けします。